くるまのための磨きと予防 その5

第五章 手入れの対応 〜タイミングと方法〜

洗車のタイミングを考えましょう!

四章で考察した、汚れの質(落ちやすさと影響力)を知ることで、洗車のタイミングや方法を考えていきましょう。

洗車のタイミング

天気は大事!

愛車の保管状況、使用条件、汚れの程度、汚れの質によって洗車のタイミングや頻度は様々です。またオーナー様の美観に対する思いと相関関係とも深く関わってきます。

洗車にベストな天気って?

降灰とタイミング

まず、鹿児島でいえば、灰が降らないが一番重要です。桜島の風向きを気をつけましょう。 MBCの天気のページの桜島風向き予報のページがオススメです。

風とタイミング

次が、風が強くないことです。 風が強い日は、水分を拭き上げるときに、埃や灰などを巻き込みボディに傷が付きやすくなります。

乾燥とタイミング

最後に、曇りまたは、日射しの影響をうけない時間帯を(早朝・夕方)選びましょう これは水分の乾燥が影響してきます。 強い日射しで、洗車で使用した水道水・地下水が乾くと、水分に含まれているミネラル分や不純物が析出し、ウォータスポット・水垢を作り出します。※強い日射しで無くても、水道水を自然乾燥させることは御法度です。 ウォータースポットを形成しないためにも、仕上げ用に、ミネラル分や不純物を含まない"純水"のご用意をオススメしています。 ※純水については純水洗車のコーナーをご覧下さい。

純水洗車について

天候を考えよう!

降灰0、無風、曇り、朝方、夕方。。。等々

洗車の方法 火山灰対応

火山灰が降ったときどうしましょう?!

火山灰は、ボディやガラスに傷をつけるだけでなく、水分と反応して酸性雨化していきます。そのため処置が早いにこしたことはないですが、基本は、降灰・舞灰が落着いてからの洗車をオススメします。 理由はもちろん、洗車時に火山灰をかんで傷が付くリスクが非常に高くなるからです。 理想は、降灰後は視界確保のためのガラス面だけのケアにとどめ、その後の降雨や湿気で火山灰がこびりついてからの洗車がベターです。

視界確保のための火山灰ケア

降雨や湿気がなければ、毛ばたきなどで、フロントガラスの降灰を大まかに除去後、残りは走行風で飛ばしていきます。 ブロアーやエアダスターで灰を飛ばすこともおすすめします。 水を使用して清掃する場合は純水を使用するなど詳しくは当ショップで実演をかねて説明させて頂きます。

もっと車のために

5章に分けて、愛車との付き合い方をKSカーテック流にまとめてみましたが、皆さんの愛車ライフに活用して頂ければと思います。 KSカーテックでは、愛車へのより詳しく、的確なアドバイスを行う。洗車教室も開催しています。 オーナー様の環境に合わせたアドバイスを実施しますので、より詳しい洗車に関しましては、洗車教室をご利用下さい。