くるまのための磨きと予防 その3

第3章 プロの磨きとは

ここからが、『磨き』にうるさくなっていきます! 最初で、『新車時の状態』という『目標』を掲げました。 この『目標』に近づけるための『磨き』の作法があります。 一言で言えば『削りすぎない』が基本です

プロの磨きの心得!

削りすぎない

これには、いくつかありますので、順を追って説明しましょう。

クリア層の活性化 プロの磨きその1

ボディ、下塗り、中塗り、上塗り、上塗りコートで塗膜はできています

まず『新車時の塗装状態』で話をすると、車の艶は、純正塗装の、重ね塗りにより『深み』を増し、クリア層(コート)によって『艶』が決まっていきます。 例えば、傷を消そうと必死にクリア層を削ると、クリア層が薄くなるばかりでなく、塗装強度が著しく低下していきます。

塗装面が活きると鏡のように!艶もイキイキ!

デコボコは磨きでならす!デコボコは磨きでならす!デコボコは磨きでならす!

この何処まで削るかのさじ加減は、弊社ではマスタライズ研磨(車ボディのための研磨技術)に基づいた匠の技にて行っていきます。 塗装の肌まで壊してしまうような深い研磨は行いません。

傷は消さずに目立たなく! プロの磨きその2

しかし、正直なところ傷は気になりますし、消してしまいたい気持ちは分ります。 では、どうするのかというと、傷の角を丸めて(目立たなくして)しまうのです。

傷のかどを丸めるイメージでの研磨

傷の角を丸めるイメージでの研磨!

このような極力薄く最低限の研磨処理により、塗装強度を保ちながら傷を目立たなくさせます。

数ミクロンとの戦い! プロの磨きその3

簡単に、傷を丸めるとか、薄く削る様なことを書きましたが、塗装の厚み自体ミクロンレベルの単位のため、実際は言うほど簡単にはいきません。 ではどうするのかと言うと、『経験』、『勘』、『道具』の合わせ技にて施工していきます。

プロの研磨に必要な物それは・・・

『経験』+『勘』+『道具』

プロの道具(光源)にて目視を行います。

デコボコは磨きでならす!デコボコは磨きでならす!デコボコは磨きでならす!

プロのライティングで、些細な傷も浮き彫りにして、ボディを正しく『見ること』により、初めて、『経験』と『勘』が活きていきます。

プロの道具(計器)にて計測を行います。

デコボコは磨きでならす!

また、プロの計測器にて、ボディ状態の数値的裏付けも取ります。この段取りにより、『勘』と『経験』を元に自信を持って作業を進められます。

プロが認める道具と研磨技術(マスタライズ研磨)

デコボコは磨きでならす!

あとは、車ボディの最良の研磨技術であるマスタライズ研磨にて、精密で均一な塗装表面に仕上げていきます。 ボディのベストな状態を知るための『磨き編』はここ迄です。 次に日頃のお手入れを考える『予防編』のどうして車が汚れるのかを考える『敵を知る(第4章)』へ進みたいと思います。